アイアール債権回収がアコムの債権を譲り受けたケースの解決事例

消滅時効が成立【アコム → アイアール債権回収⑤】

福岡県にお住まいの方から、アイアール債権回収から「訴訟等申立予告通知」が届いたとご相談がありました。

25年以上前にアコムで借りた借金の請求でした。

20年以上は返済も連絡もしていないということです。

このままだと裁判を起こされるかもしれないということで、当事務所にご連絡を頂きました。

以下のページでアイアール債権回収の対処法を紹介しているので参考にしてください。

かなり古い借り入れだったので、まずは時効の可能性があるか検討することにしました。

そこで、アイアール債権回収から届いた「訴訟等申立予告通知」を確認したところ、以下の事実がわかりました。

譲受債権内容

  • 債権譲渡人 ➡ アコム株式会社
  • 当初契約日 ➡ 1997年
  • 最終貸付年月日 ➡ 1999年
  • 譲受年月日 2022年
  • 元金残高 ➡ 17万円
  • 未払利息 ➡ 64万円
  • 遅延損害金 ➡ 4万円
  • 遅延利率 ➡ 18%
  • 合計金額 ➡ 85万円

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1997年アコムと契約をして、1999年に最後の借り入れをして、2022年に債権がアイアール債権回収に譲渡されていたことがわかりました。

「債権の弁済期」2022年になっていましたが、ご本人の記憶では20年以上は返済をしていなかったので、債権の弁済期は当てにならないと判断しました。

そこで、1年間に発生する遅延損害金を算出して、未払利息と遅延損害金から滞納年数を計算したところ、約21年であることがわかりました。

債権譲渡は2022年におこなわれていましたが、時効に影響を与えることはありません。

これにより、今回は時効の可能性があると判断しました。

時効になるには

  • 5年以内に一度も返済をしていない
  • 5年以内に支払いを認めるような話をしていない
  • 10年以内に裁判を起こされていない

そこで、当事務所が内容証明郵便を作成して、アイアール債権回収に時効の通知を送りました。

その結果、アイアール債権回収からの請求も一切来なくなり、予告されていた裁判を起こされることもありませんでした。

これにより、85万円の借金を消滅させることができました。

ご依頼件数5000人以上

アイアール債権回収はアコムの子会社です。

そのため、アコムの借金を滞納していると、債権を譲り受けたアイアール債権回収から「訴訟等申立予告通知」で請求を受けることがあります。

当該債権は、既に期限の利益を喪失しておりますが、貴殿は、本日現在、本件債権金額を弁済しておりません。

つきましては、弁済期限までに請求合計金額をお支払い頂くか、誠意ある弁済案をご提示下さいますよう通知致します。

下記弁済期限までに請求合計金額のお支払いいただけない場合や、誠意ある弁済案をご提示いただけない場合は、やむを得ず訴訟手続きに着手することもある旨を予め申し添えます。

引用元:アイアール債権回収株式会社の『訴訟等申立予告通知』

これは脅しではありません。

アイアール債権回収の請求を放置していると、本当に裁判を起こされることがあります。

裁判を起こされると東京の裁判所から訴状が届きます。

この段階でご相談頂ければ、まだ時効の援用で解決することができます。

これに対して、裁判所から訴状が届いたにもかかわらず、何もしなかった場合はアイアール債権回収の請求が認められて判決が確定してしまいます。

その場合、時効がそこから10年延長されるだけでなく、アイアール債権回収から強制執行されることがあります。

差し押さえの対象になるもの

  • 給与
  • 預貯金
  • 動産(家財道具など)
  • 不動産

差し押さえが空振りに終わった場合、アイアール債権回収が裁判所に財産開示手続きの申し立てをしてくる可能性があります。

財産開示手続きをおこなうことが決定されると、裁判所から呼び出しを受けてその場で勤め先や保有している銀行口座などの情報を回答しなければいけなくなります。

もし、正当な理由なく財産開示手続きを欠席したり、虚偽の情報を回答すると「6か月以下の懲役もしくは50万円以下の罰金」を科されることがあります。

実際に財産開示手続きを正当な理由なく欠席した債務者が逮捕される事例も報告されています。

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よって、アイアール債権回収から訴訟等申立予告通知が届いた場合は無視したり放置せずに、すみやかに時効の援用をおこなってください。

時効の援用をする前にアイアール債権回収に電話をかけてしまうと、会話の内容によっては債務承認に該当して時効が更新(リセット)することがあるのでご注意ください。

債務承認になる発言とは

  • とりあえず少し振り込むので裁判は待ってほしい
  • 一括は無理だから月1万円の分割にならないか
  • 元金だけなら支払う

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アイアール債権回収は借金の回収を専門におこなう債権回収会社(サービサー)なので、信用情報機関(CIC、JICC)には加盟していません。

そのため、アコムからアイアール債権回収に債権が譲渡された場合は、CICでは5年、JICCでは1年でアコムのブラックリストが抹消されます。

よって、時効の成否にかかわらず、債権を譲渡したアコムのブラックリストは最大で5年で抹消されることになります。

もちろん、時効の援用をおこなったことで、あらたにブラックリストが登録されるような悪影響も一切ありません。

当事務所はアイアール債権回収の時効実績が豊富にあるので、ご自分で対応できない場合はお気軽にご相談ください。

いなげ司法書士・行政書士事務所

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