エイワは怖い?支払い遅れで取り立てされた場合の対処法

株式会社エイワは横浜市の貸金業者です。

よって、エイワはヤミ金ではありません。

エイワの特徴は①小口融資、②対面与信、③元利均等返済で、神奈川県を中心に北海道から九州に25店舗を展開しています。

エイワは返済が遅れた顧客に対して厳しい取り立てをおこなうので怖いという印象がありますが、適法に貸金業登録を受けて営業している貸金業者です(関東財務局長(14)第154号)。

エイワの会社情報

  • 【会社名】 株式会社エイワ
  • 【所在地】 神奈川県横浜市西区平沼1-7-12
  • 【設立年月日】 1970年(昭和45年)4月20日
  • 【事業内容】 消費者金融業
  • 【資本金】 1億円
  • 【店舗数】 25店舗

エイワの支払いが遅れると督促状などが届いて厳しい取り立てを受けることになります。

また、滞納することで遅延損害金が加算されるだけでなく、自宅を訪問されたり裁判を起こされて差し押さえを受けるリスクがあります。

よって、支払いが遅れた場合は訪問や裁判をされる前に適切な対応を取るようにしてください。

【支払いが遅れた場合のデメリット】

  1. 遅延損害金が加算される
  2. 自宅訪問による取り立てを受ける
  3. 裁判を起こされて差し押さえをされる

エイワの踏み倒しの時効は5年です。

よって、5年以上支払いをしていなければ時効の可能性があります。

ただし、10年以内に裁判を起こされて判決などの債務名義を取られていると時効が10年更新します。

【エイワの時効が成立する条件】

  • 5年以上支払いをしていない
  • 5年以内に債務承認がない
  • 10年以内に裁判を起こされていない

5年以上支払いをしていない場合でもエイワから督促状が届きます。

なぜなら、借金の消滅時効は自動的に成立することはないからです。

よって、時効によってエイワの借金を踏み倒すには内容証明郵便で時効の通知を送る必要があり、これを時効の援用といいます。

時効の通知は電話ではなく、きちんと証拠が残る配達証明付きの内容証明でおこなうのが安全で確実な方法です。

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当事務所が内容証明を作成して、エイワに発送するまでの手続きを代行するので、お客様ご自身は何もする必要はありません。

時効の条件をクリアしている限り、確実に時効を成立させることができます。

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エイワから電話がかかってきても、5年以上滞納していて時効の可能性がある場合は話をしないようにしてください。

なぜなら、電話で話をしてしまうと会話の内容によっては債務承認となって時効が更新してしまうからです。

時効が更新した場合はそれまでの時効期間がすべてリセットされて、その後5年間は時効の援用ができなくなるのでご注意ください。

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電話で今後の返済について話をするだけでなく、借金の一部を支払ったり、和解書や支払いを認める内容の書類にサインをしたような場合も時効が更新します。

いくら時効期間が経過していても債務承認があると時効が更新してしまうので、エイワもあの手この手で請求してきます。

よって、時効期間が経過している場合はすみやかに時効の援用をおこなってください。

【債務承認に該当する行為】

  • 借入金の支払いに応じる
  • 和解書や示談書にサインする
  • 電話で支払いの相談をする(支払い猶予、減額や分割払いのお願い) 

エイワの借金を滞納し続けた場合は最終的に裁判を起こされることがあります。

裁判を放置した場合は欠席判決となって時効の援用ができなくなるだけでなく、エイワから預貯金や給料を差し押さえをされる危険があります。

よって、エイワから裁判を起こされた場合は絶対に放置しないようにしてください。

【エイワの裁判を放置した場合のリスク】

  • 時効が10年更新される
  • 遅延損害金を含めた借金全額の一括払いが裁判で確定する
  • 財産を差し押さえられる

エイワから裁判を起こされると裁判所から訴状もしくは支払督促が届きます。

訴状の場合は決められた期日までに答弁書、支払督促の場合は2週間以内に異議申立書を裁判所に提出する必要があります。

もし、指定された期限内に答弁書や異議申立書を裁判所に提出しないと、エイワの請求が認められて時効の援用ができなくなります。

よって、エイワから裁判を起こされた場合は絶対に無視してはいけません。

答弁書や異議申立書を提出する際に注意する点は、①エイワの請求を認めない、②分割払いを希望しない、という2つです。

エイワの請求を認めてしまったり分割払いを希望してしまうと、答弁書や異議申立書を提出しても時効の援用ができなくなるのでご注意ください。

また、裁判が取り下げになった場合でも別途、内容証明郵便で時効の通知を送っておくのが安全です。

なぜなら、取り下げによって裁判上でおこなった時効の援用もなかったことにされて請求が再開するおそれがあるからです。

【裁判を起こされた場合の注意点】

  1. エイワの請求を認めない
  2. 分割払いを希望しない
  3. 裁判が取り下げになっても内容証明で時効の援用をおこなう

エイワの請求を無視し続けていると自宅を訪問されることがあります。

突然、自宅を訪問されるとパニックになってその場で支払いに応じてしまったり、今後の返済を約束してしまって時効が更新することがあります。

よって、5年以上支払いをしていない場合は自宅訪問をされる前に時効の援用をおこなってください。

【自宅訪問された場合のリスク】

  • 不用意な発言で時効が更新してしまう
  • 家族にバレることがある
  • 家に来られたことによる心理的なプレッシャー

自宅を訪問されても無理に対応する必要はありません。

居留守を使える状況であれば、直接話をしない方が安全です。

どうしても対応せざるを得ない場合はハッキリと「時効の援用をおこないます」と伝えて、すぐに帰ってもらうのがベストです。

もしくは「司法書士に相談をする」「わからない」「答えられない」といった発言であれば債務承認に該当することはありません。

これに対して「今はお金がないからもう少し待ってほしい」「分割払いにしてほしい」「元金だけなら払う」といった発言は債務承認に該当するのでご注意ください。

債務承認に該当する発言

  • 払いたくてもお金がないから払えない
  • 一括では払えない
  • 損害金を負けてほしい

エイワはJICC(日本信用情報機構)に加盟しているので、支払いが2~3か月遅れると信用情報にブラックリストが登録されます。

ただし、CICには加盟していないのでブラックリストが登録されるのはJICCのみです。

一度、信用情報にブラックリストが登録されると滞納している間は消えることはありません。

また、ブラックリストが登録されると基本的に他社から融資を受けたり、クレジットカードを作ることができなくなります。

完済してもブラックリストはすぐに消えるわけではなく、信用情報が回復するまで5年かかります。

これに対して、時効の援用をおこなった場合、JICCの運用では1~2か月でブラックリストが削除されます。

よって、信用情報の回復という点からも完済するよりも時効の援用をおこなった方がよいといえます。

エイワの借金は分割払いをすることができます。

よって、支払いができなくなった場合は司法書士に任意整理をお願いすることで分割払いができる可能性があります。

一般的に任意整理では3~5年の分割払いで和解できることが多いですが、エイワの場合は2~3年の分割払いまでしか応じてくれない可能性があります。

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任意整理では和解成立後の支払いに利息を付けないのが原則です。

よって、返済をした分だけ確実に借金の残高が減っていきます。

これにより、返済してもなかなか借金が減らないという状態から脱することができます。

ただし、実際にどのくらいの条件で和解できるかはこれまでの取引内容などによっても変わってくるのでケースバイケースです。

【任意整理のメリット】

  • 3年程度の分割払いにできる
  • 和解成立後の支払いに利息は付かない
  • 完済した分だけ確実に借金が減る

エイワ以外にも多額の借金があるような場合は任意整理では支払いきれないことがあります。

そのような場合は裁判所に個人再生の申し立てをおこなうケースがあります。

個人再生では借金を5分の1に圧縮したうえで3年(最長5年)の分割払いで支払いをすることになります。

個人再生の最低返済額は100万円なので、3年返済だと毎月3万円の返済に抑えることができます。

特に住宅ローンを利用している場合は個人再生を利用することで自宅を手放すことなく、それ以外の借金を大幅に圧縮することができます。

よって、エイワ以外にも多額の借金があるような場合は個人再生を利用することで生活を再建できることがあります。

【個人再生の特徴】

  • 借金を5分の1に圧縮できる
  • 毎月3万円の返済ができれば利用できる可能性がある
  • マイホームを手放さないで済む

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分割払いをするだけの収入がない場合は最後の手段として自己破産をするケースがあります。

裁判所で免責が認められた場合は税金を除いたすべての借金の支払い義務がなくなります。

ただし、20万円以上の価値がある物は処分の対象になります。

自己破産をしても住民票や戸籍に記載されることはありません。

選挙権が剥奪されることもないので、目ぼしい財産がないような場合は自己破産をしても日常生活にほとんど影響が出ないことも少なくありません。

ただし、自己破産をすると官報に記載されますが、ご近所にバレることはまずありません。

よって、エイワ以外にも多額の借金があって返済することができない場合は一度、司法書士に自己破産の相談をすることをおすすめします。

【自己破産に対する誤解】

  • およそ20万円以下の物は処分されない
  • 戸籍や住民票には記載されない
  • 周りに知られることはほとんどない

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当事務所はこれまでに1万人を超える方の借金問題を解決しており、エイワの時効実績も豊富です。

エイワから請求が来てどうしてよいかわからない場合はお気軽にご相談ください。

いなげ司法書士・行政書士事務所

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