公開日: 2024年11月29日 | 最終更新日:2026年4月1日

ジャパントラスト債権回収のハガキを無視していると裁判を起こされて差し押さえを受ける危険があります。
よって、身に覚えがないからといって、ジャパントラスト債権回収のショートメールを無視しないようにしてください。
このページでは、ジャパントラスト債権回収の対処法と解決事例を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- SMSやハガキが届いたら放置せずに時効援用を検討する
- 無視を続けると自宅訪問や最終的に裁判に発展する
- 折り返しの電話や分割払いをすると時効援用ができなくなる
- 1人で対応せずにまずは司法書士の無料相談を利用する

- 1. そもそも「ジャパントラスト債権回収」とはどんな会社なのか
- 2. ジャパントラスト債権回収からハガキが届いたらどうしたらいい?
- 2.1. 消滅時効を確認する
- 2.2. 時効の援用をおこなう
- 2.3. 司法書士に相談する
- 2.3.1. ①「内容証明」を作成してもらう
- 2.3.2. ②「時効の援用」を代理してもらう
- 3. ジャパントラスト債権回収からハガキやSMSが届いたときにしてはいけないこと
- 3.1. 無視や放置を続ける
- 3.2. アンケートに回答する
- 3.3. 分割払いや一部支払いに応じる
- 4. ジャパントラスト債権回収からのしつこい連絡を無視し続けると起こること
- 4.1. 電話が高頻度になる
- 4.2. 住所を特定され自宅訪問される
- 4.3. 裁判所から「訴状」や「支払催促」が届き、最終的に裁判になる
- 5. ジャパントラスト債権回収から届いた請求書の実例と記載内容を確認
- 6. まとめ:ハガキやSMSが届いたら消滅時効を確認して時効援用をしよう!
- 7. よくある質問
- 8. 解決事例
- 8.1. ジャパントラスト債権回収から差し押さえ前に法的手続き予告が届いたケース
- 8.2. 0355792612のジャパントラスト債権回収から「訴訟等申立予告通知」が届いたケース
- 8.3. 0355792617のジャパントラスト債権回収からショートメールが届いたケース
- 9. ジャパントラスト債権回収からの通知書や電話があった時はご相談ください
そもそも「ジャパントラスト債権回収」とはどんな会社なのか
ジャパントラスト債権回収株式会社は国の許可(法務大臣許可番号第100号)を受けた本物の債権回収会社(サービサー)です。
債権回収会社は貸金業者などから委託を受けたり、債権を譲り受けた上で借金の回収を専門におこなっている会社です。
よって、ジャパントラスト債権回収は怪しい詐欺会社ではありません。
<会社情報>
- 【商号】ジャパントラスト債権回収株式会社
- 【所在地】東京都豊島区巣鴨3-36-6 共同計画ビル5階
- 【設立】平成17年
- 【株主】株式会社ビジネスパートナー
- 【事業内容】債権管理回収業
ジャパントラスト債権回収からハガキが届いたらどうしたらいい?
ジャパントラスト債権回収から突然、請求書やSMSが届いた際に焦って相手に電話をかけたり、場当たり的な対応をしたりするのは禁物です。
まずは落ち着いて、届いた書類やショートメールの内容や自身の記憶を整理し、現在の状況を正確に把握することから始めましょう。
以下では、ジャパントラスト債権回収から連絡があった際に確認すべき重要事項や、専門家へ依頼する場合の具体的な手続きについて説明します。
消滅時効を確認する

ジャパントラスト債権回収の時効は5年です。
ただし、10年以内に裁判を起こされて判決などの債務名義を取られている場合は時効が10年更新します。
【時効が成立する条件】
- 最後の支払いから5年以上経過している
- 5年以内に電話で返済の話をしていない
- 10年以内に裁判を起こされていない
滞納が始まった時期は「期限の利益喪失日」で確認することができます。
債権譲渡日が5年以内の日付であっても問題ありません。
時効の援用をおこなう
時効の援用とは、債務者が債権者に対し「借金は時効が成立しているため支払わない」という意思を正式に表示する手続きのことです。
消滅時効の期間が経過していても、自動的に支払い義務がなくなるわけではありません。
そのため、時効の援用をおこなう場合には、時効を援用する旨を記載した書面を内容証明郵便で送付する方法が取られます。
これにより、いつ誰がどのような内容の通知を送ったのかを公的に証明できるため、後々のトラブルを防ぐことが可能です。
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司法書士に相談する
時効援用を検討している場合、まず最初に司法書士に相談したほうがいいでしょう。
時効の援用が適応されるかどうかは、
- 最後の支払い時期
- 債権者とのやり取りの有無
- 裁判や督促の履歴 など...
細かな事情によって対応できるケースが異なります。
一見すると時効が成立しているように見えても、過去の電話や支払いによって、すでに時効が更新されているケースも多くあります。
そのため、司法書士に相談することで時効援用が本当に可能かどうかを事前に確認することができます。
依頼する場合は以下の2つの方法がおすすめです。
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※午前中のご相談は当日中に回答いたします(土日祝日を除く)


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①「内容証明」を作成してもらう
内容証明作成サービスはLINE、メールからのお申し込みできます。
当事務所にお越し頂くことがない日本全国対応のサービスです。
当事務所が内容証明の発送までを代行するので自分で文書を作成したり、郵便局に持ち込む必要はありません。
時効の条件をクリアしていれば、ジャパントラスト債権回収に内容証明が到達することで時効が成立して、それ以上請求を受けることはありません。
【内容証明作成サービスのメリット】
- 自分で内容証明を作成する必要がない
- 記載内容の不備による失敗リスクがない
- LINEやメールで簡単に手続きできる
ご依頼件数8000人以上
②「時効の援用」を代理してもらう
当事務所にご来所頂ける場合は代理人として時効の援用をおこなうことが可能です。
ご依頼をお受けしたらすぐに受任通知を発送してご本人への直接請求を止めるので、電話や書面による請求、自宅訪問される心配がなくなります。
裁判所から訴状が届いた場合の訴訟対応もお任せ頂けるので、裁判所に出頭したり電話で交渉する必要がなくなり、自宅に裁判書類が届くこともなくなります。
【消滅時効援用サービスのメリット】
- 直接請求が止まる
- 自宅訪問される心配がなくなる
- 時効の更新事由がない限り、確実に時効が成立する
時効援用の代理サービス
ジャパントラスト債権回収からハガキやSMSが届いたときにしてはいけないこと
ジャパントラスト債権回収から連絡があった際、最も注意すべきなのは「債務承認」にあたる行為を避けることです。
債務承認とは借金の存在を認めることであり、これをおこなうと時効期間がリセットされ、時効の援用ができなくなります。
【債務承認に該当する行為】
- 借金の一部を支払う
- 和解書にサインする
- 電話で支払いを認める発言をする
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無視や放置を続ける
ジャパントラスト債権回収の請求を身に覚えがないからと詐欺や架空請求と決めつけて無視すると、自宅を訪問されたり裁判を起こされて財産を差し押さえられる危険ががあります。
よって、ジャパントラスト債権回収からハガキが届いたら絶対に無視しないでください。
【請求を無視した場合のリスク】
- 遅延損害金が加算され続ける
- 自宅まで訪問される
- 裁判を起こされる
- 預貯金や給料を差し押さえされる
アンケートに回答する
ジャパントラスト債権回収から届く書類の中には、現状の確認を目的としたアンケートが同封されているケースがあります。
しかし、このアンケートに安易に回答して返送することは絶対に避けてください。
アンケートには現在の仕事や収入状況、今後の支払い意思を問う内容が含まれていることが多く、これらに回答すると債務を承認したとみなされる危険があります。
債務を承認してしまうと、たとえ時効期間が経過していたとしても、時効を援用する権利を失ってしまいます。
分割払いや一部支払いに応じる
ジャパントラスト債権回収から届く書類の中に、借金を分割払いや一部だけでも払うように提案をされることがあります。
一部でも支払う行為は「債務の承認」とみなされ、進行していた時効が更新してしまうため、時効の援用を検討している場合は絶対にNGとなります。
債権回収会社は、時効が成立する直前や既に経過している場合でも、支払いの約束を取り付けることで時効を阻止しようとします。
まずは時効の可能性を最優先で確認し、安易な返答や支払いは絶対に控えてください。
ジャパントラスト債権回収からのしつこい連絡を無視し続けると起こること
ジャパントラスト債権回収の取り立てを無視しても厳しい督促が止まることはありません。
なぜなら、ジャパントラスト債権回収は借金の回収を専門におこなっているサービサーだからです。
無視を続けた場合に生じる具体的なリスクについて、段階を追って解説します。
電話が高頻度になる
通知書を無視していると、ジャパントラスト債権回収から電話による督促が始まります。
最初は週に数回程度かもしれませんが、それでも連絡が取れない場合は、連絡頻度が上がり、平日の日中だけでなく夜間や土日にかかってくることもあります。
複数の電話番号から着信がある場合もあり、精神的な負担が増大します。
勤務先を知られている場合は、職場に電話がかかってくる可能性も否定できません。
電話に出てしまうと、会話の内容によっては債務承認と見なされ、時効の援用ができなくなるリスクも生じます。
【電話がかかってきた場合の対処法】
- 知らない番号からの電話には出ない
- 着信が残っていても自分から電話しない
- 電話に出てしまっても支払いに関する言質を一切与えない
ジャパントラスト債権回収の電話番号
- 03-5579-2617
- 03-5579-2612
- 070-1202-2476
- 050-3164-6083
- 070-1303-7364
- 080-6726-0003
- 03-5579-2613
- 080-4332-7900
- 050-3503-5692
- 0120-911-674
- 03-5579-2611
住所を特定され自宅訪問される
ジャパントラスト債権回収を無視し続けると、督促は電話や書面だけにとどまらず、実際に自宅を訪問される段階へと移行します。
住民票の調査などを通じて債務者の現住所を特定する場合があり、遠方であっても現地調査員を派遣することがあります。
もしも、ジャパントラスト債権回収が自宅へ訪問しにきても、慌てないようにするのが重要です。
わざわざ玄関に出たり、インターホン越しに対応したりせずに居留守を使ってやり過ごして構いません。
もし、タイミング悪く玄関先で出くわしてしまったような場合は、ハッキリと「時効だから払いません」と伝えていただくのがおすすめです。
【自宅訪問された場合の対処法】
- なるべく居留守を使うなどして話をしない
- 少額であってもその場で支払いをしない
- 支払いを認めるような話を一切しない
裁判所から「訴状」や「支払催促」が届き、最終的に裁判になる
ジャパントラスト債権回収からの督促を無視し続けると、最終的には裁判所を介した法的措置が取られます。
裁判所から「訴状」や「支払督促」が特別送達で届いた場合、事態は非常に深刻です。
これらを放置すると、相手方の主張が全面的に認められ、給与や預貯金といった財産を差し押さえられる強制執行を受ける危険性が極めて高くなります。
また、裁判が確定することで、本来5年であった消滅時効の期間が10年へと延長されてしまいます。
たとえ裁判を起こされた後でも、適切に対応すれば時効を援用できる可能性があるため、書類が届いたらすみやかに専門家へ相談し、異議申し立てなどの法的手続きを検討することが不可欠です。
【訴状や支払督促が届いたら】
- 必ず受け取って内容を確認する
- 最終入金日が5年以上前か確認する
- 答弁書や異議申立書を裁判所に提出する
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ジャパントラスト債権回収から届いた請求書の実例と記載内容を確認
ジャパントラスト債権回収の請求書にはいろいろなタイトルがあります。
基本的には未払金を催告する内容になっており、当初の契約会社や期限の利益喪失日を確認することができます。
身に覚えがないからといって適切な対応をらないと、自宅訪問されたり裁判を起こされて差し押さえを受ける危険があるのでご注意ください。
よって、ジャパントラスト債権回収からハガキや電話、SMS(ショートメール)で督促を受けた場合は心当たりがなくても放置しないでください。
【ジャパントラスト債権回収の訴訟等申立予告通知】
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【請求書のタイトル】
- 訴訟等申立予告通知
- 預金・給与差押え等予告通知
- 債権譲渡及び譲受のお知らせ
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まとめ:ハガキやSMSが届いたら消滅時効を確認して時効援用をしよう!
ジャパントラスト債権回収からショートメールや通知書が届いた際は、決して放置せず、まずは消滅時効が成立している可能性を疑うことが重要です。
身に覚えがない場合や過去の借金であっても、不用意に連絡を取ると債務を認めたとみなされ、時効の権利を失うリスクがあります。
まずはハガキに記載された日付を確認し、5年以上経過している場合は時効の援用ができる可能性が高いです。
もし、対応に不安があったり、時間がない場合は当事務所が全力でサポートいたしますので無料相談からお気軽にご相談ください。
よくある質問
-
ジャパントラスト債権回収の裁判を放置するとどうなる?
-
ジャパントラスト債権回収の裁判を放置すると欠席判決となって時効の援用ができなくなり、差し押さえを受ける危険があります。
よって、ジャパントラスト債権回収から裁判を起こされた場合は絶対に放置しないでください。
-
ジャパントラスト債権回収は信用情報に影響しますか?
-
ジャパントラスト債権回収が信用情報に登録されることはありません。
なぜなら、ジャパントラスト債権回収はCICやJICCなどの信用情報機関に加盟していないからです。
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-
ジャパントラスト債権回収は行政処分を受けましたか?
-
ジャパントラスト債権回収は令和4年に業務改善命令を受けています。
その後、ジャパントラスト債権回収に対する業務改善命令は、令和6年3月11日をもって解除されています。
債権回収会社は国の許可を受けて借金の回収をおこなうことが認められていますが、業務内容については法令順守が求められ、適正に業務がおこなわれているか法務省の監督を受けることになります。
もし、違法行為等が認められた場合は、債権管理回収業に関する特別措置法第23条の規定に基づき、法務省から業務改善命令を受けることがあります。
ジャパントラスト債権回収は令和4年に法務省の立ち入り検査を受けた際に社内規範の不備や不順守、反社会勢力該当性の確認、内部監査の形骸化、弁済金の充当処理などの問題が発覚したため、業務改善命令を受けています(詳しくはこちら)。
-
ジャパントラスト債権回収の借金は分割払いできますか?
-
ジャパントラスト債権回収の借金は分割払いできます。
よって、時効にならない場合はジャパントラスト債権回収と分割払いの和解交渉をおこなうことになります。
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解決事例
当事務所では多くの方が借金を減額・ゼロにすることに成功しています。
ご自分と同じようなケースがあれば借金が0になる可能性もあるため参考にしてみてください。
もちろんケースに該当しなくても借金が減る可能性はあるため、迷ったら無料相談で気軽にお問合せください。
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ジャパントラスト債権回収から差し押さえ前に法的手続き予告が届いたケース

給与の差し押さえをされると会社にバレてしまうと思い、怖くなって相談しました
| 債権者 | ジャパントラスト債権回収株式会社 |
| 借金の減少額 | 11万円 → 0円 |
| おこなった手続き | 時効援用 |
| 手続き期間 | 1日 |
沖縄県にお住まいの方から、ジャパントラスト債権回収から差し押さえや法的手続を予告した「預金・給与差押え等予告通知」が届いたとご相談がありました。
10年以上前に契約した通信料金の請求でした。
ご本人曰く、5年以上は支払いをしておらず、連絡も取っていないということです。
給与の差し押さえをされると職場にバレてしまうと恐怖を感じて、当事務所にご連絡を頂きました。
できることなら時効にしたいが、時効にならないのであれば、分割払いを希望されていました。
【解決方法とアドバイス】
<解決方法>
通信料金にも消滅時効の適用があります。
そこで、ジャパントラスト債権回収から届いた「預金・給与差押え等予告通知」を確認したところ、契約内容は以下のとおりでした。
請求内容
- 原契約者 ➡ 株式会社Hi-Bit
- 契約日 ➡ 平成23年
- 債権種別 ➡ ファクタリング債権
- 期限の利益喪失日 ➡ 平成30年
- 譲渡人会社 ➡ ライフティ株式会社
- 商品 ➡ Toppa!バリューONEプラン(ファミリータイプ)
- 債権残高 ➡ 8万円
- 遅延損害金 ➡ 3万円
- 請求総額 ➡ 11万円
平成23年にHi-Bitと通信契約をしたものの、平成30年に支払いが滞り、その後に債権がライフティ、ジャパントラスト債権回収へと譲渡されていることが分かりました。
滞納が始まった時期については「期限の利益喪失日」で確認することができます。
債権譲渡日は不明でしたが、時効期間に影響を与えることはありません。
ご本人に確認したところ、5年以内に支払いや話をしたことはなく、裁判も起こされた覚えはないということでした。
よって、今回は時効の可能性があると思われました。
そこで、当事務所が内容証明郵便を作成して、ライフティから債権を譲り受けたジャパントラスト債権回収に対して、時効の通知を送りました。
すると、その後はジャパントラスト債権回収から請求を受けることはなく、予告された預金や給与などの差し押さえをされることもありませんでした。
これにより、11万円の通信料金を時効の援用によって消滅させることができ、法的手続を予告されていた差し押さえを回避することができました。
<アドバイス>
ジャパントラスト債権回収は借金等の回収を専門におこなうサービサーで、ライフティとはグループ会社です。
そのため、ライフティが買い取った債権をジャパントラスト債権回収が譲受けて請求をしてくることがあります。
ライフティから債権を譲り受けている場合、キャッシングのみならず、エステや脱毛のローン、Wi-Fi等の通信料債権であることが多いです。
よって、ジャパントラスト債権回収から以下のような記載がされた「預金・給与差押え等予告通知」が届いた場合は架空請求、詐欺と勘違いして放置しないようにしてください。
当社は下記債権を譲り受け、先般からそのお支払いついてご通知申し上げましたが、いまだお支払いを確認できません。
よって不本意ではありますが、裁判所へ預金口座・給与仮差押え及び債務名義取得後の預金口座・給与差押え(以下「預金・給与差押え等)といいます。)の申立を検討させていただく事になります。
預金・給与差押え等の申立は、貴殿の経済的不利益に繋がりかねないものです。
これは、当社の望むところではなく、むしろ円満に解決したいと願っております。
つきましては、回避策として下記期日までに請求金額をお支払い下さるようお願いいたします。
請求書のタイトルは「差押え等予告通知」になっているので、すぐにでも預貯金口座や給与を差し押さえられてしまうのではないかと誤解しがちです。
しかし、預貯金口座や給与の差し押さえをするには、原則的にまずは裁判を起こして判決等の債務名義を取得する必要があります。
よって、これまでに裁判を起こされていないのであれば、いきなり差し押さえ(強制執行)されることはありません。
債務名義とは
- 確定判決
- 和解調書
- 調停調書
- 仮執行宣言付支払督促
ジャパントラスト債権回収の督促を無視し続けていると裁判を起こされる可能性があります。
訴状が届いた場合は指定された裁判期日までに答弁書を提出する必要があります。
支払督促の場合は受け取ってから2週間以内に異議申立書を裁判所に提出します。
答弁書や異議申立書は提出すればよいというものではなく、ジャパントラスト債権回収の請求を認めたり、分割払いを希望してしまうと時効の援用ができなくなるのでご注意ください。
時効が成立した場合はジャパントラスト債権回収が裁判を取り下げます。
ただし、裁判が取り下げになると答弁書や異議申立書でおこなった時効の援用もなかったことにされて、請求が再開するおそれがあるので別途、内容証明郵便で時効の通知を送っておくのが安全です。
これに対して、訴状や支払督促が裁判所から届いたにもかかわらず、決められた期限内に適切な対応を取らないと欠席判決となり、ジャパントラスト債権回収の請求が認められてしまいます。
もし、意図的に受け取らなかった場合、付郵便送達といって裁判所から通知書が発送された時点で訴状や支払督促を受け取ったものとして裁判が進んでしまいます。
よって、裁判所から訴状や支払督促が届いた場合は、すみやかに内容を確認してください。
ジャパントラスト債権回収に債務名義を取られてしまうと、いよいよ強制執行をされる可能性が出てきます。
差し押さえの対象になるもの
- 預貯金口座
- 給与
- 動産(家財道具など)
- 不動産
- 自動車、オートバイ
差し押さえをされるような財産がないからといって、強制執行を甘く見ているとジャパントラスト債権回収が裁判所に財産開示手続きの申し立てをしてくる可能性があります。
財産開示手続きでは、差し押さえが空振りに終わった場合に債務者を裁判所に呼びだして、保有している預貯金口座や勤め先を開示させることができます。
これにより、債務者の財産に対してピンポイントで差し押さえができるようになります。
もし、正当な理由なく裁判所に出頭しなかったり、嘘の情報を答えた場合は「6か月以下の懲役もしくは50万円以下の罰金」に処せられる可能性があるのでご注意ください。
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最後の支払いから5年以内であったり、債務承認や債務名義等の時効更新事由があって時効にならない場合は支払い義務があります。
分割でも返済することができず、ジャパントラスト債権回収以外にも多額の借金があるような場合、最後の手段として自己破産も選択肢となります。
自己破産が認められた場合は税金を除くすべての借金の支払い義務がなくなります。
自己破産の申立てはお住まいの近くの裁判所におこなうことになるので、債務整理の方針を迷っている場合は一度、お近くの司法書士に相談されることをおすすめします。
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0355792612のジャパントラスト債権回収から「訴訟等申立予告通知」が届いたケース

聞いたことがない会社だから最初は詐欺だと思っていたが、裁判を起こされそうなので相談しました
| 債権者 | ジャパントラスト債権回収株式会社 |
| 借金の減少額 | 12万円 → 0円 |
| おこなった手続き | 時効援用 |
| 手続き期間 | 2日 |
静岡県にお住まいの方から、ジャパントラスト債権回収の電話(03-5579-2612)を無視していたら「訴訟等申立予告通知」が届いたとご相談がありました。
10年くらい前にライフティという会社と契約した借金でした。
ご本人曰く、5年以上は支払いをしておらず、ジャパントラスト債権回収には一度も連絡を取ったことはないということでした。
このままにしておくと裁判を起こされそうなので、その前に解決することを希望されていました。
ただし、自分では対処の仕方がわからないということで当事務所にご連絡を頂きました。
【解決方法とアドバイス】
<解決方法>
ジャパントラスト債権回収から届いた「訴訟等申立予告通知」を確認したところ、契約内容は以下のとおりでした。
債権の表示
- 譲渡人会社 ➡ ライフティ株式会社
- 契約日 ➡ 平成26年
- 債権種別 ➡ 貸金債権
- 期限の利益喪失日 ➡ 平成27年
- 債権を譲り受けた日 ➡ 平成28年
- 元本残高 ➡ 5万円
- 遅延損害金 ➡ 7万円
- 請求総額 ➡ 12万円
平成26年にライフティと契約したのち、平成27年から支払いできなくなり、平成28年にジャパントラスト債権回収に債権譲渡されたことがわかりました。
滞納が始まった時期は「期限の利益喪失日」で確認できます。
債権が譲渡されても時効期間には影響ありません。
債務名義は相手から裁判を起こされた場合だけではなく、自分から特定調停の申し立てをした場合も該当します。
もし、債務名義を取られていると時効がそこから10年延長されます。
今回は請求書のタイトルが訴訟等申立予告通知だったので、現時点では債務名義を取られていないと判断しました。
そこで、当事務所が内容証明郵便を作成して、ジャパントラスト債権回収に対して時効の通知を送りました。
すると、その後はジャパントラスト債権回収から電話や請求がなくなり、懸念していた裁判も起こされることはありませんでした。
これにより、時効の援用によって12万円の借金の支払い義務を消滅させることに成功しました。
<アドバイス>
ジャパントラスト債権回収の「訴訟等申立予告通知」には以下のような記載があります。
当社は下記債権を譲り受け、先般からそのお支払いについてご通知申し上げましたが、いまだお支払いを確認できません。
よって不本意ではありますが、現在裁判所へ訴訟等の申立を準備中です。
訴訟等の提起は、貴社の社会的信用の喪失や種々の経済的不利益に繋がりかねません。
これは、当社の望むところではなく、むしろ円満に解決したいと願っております。
つきましては、下記期日までに請求総額をお支払い下さるようお願いいたします。
引用元:ジャパントラスト債権回収株式会社の『訴訟等申立予告通知』
これを見ても焦ってジャパントラスト債権回収に電話をかけないようにしてください。
なぜなら、時効期間が経過しているにもかかわらず、電話で支払いに応じてしまうと債務を承認したことになって時効の援用ができなくなるからです。
債務承認になる発言とは
- 支払い猶予・・・「もう少し待ってほしい」「お金がないから今は払えない」
- 分割返済・・・「月5000円くらいなら払える」「一括では払えない」
- 減額、免除・・・「元金だけにならないか」「損害金は負けてほしい」
ライフティはCIC、JICCに加盟しているので、数か月延滞すると信用情報がブラックリストが登録されます。
一度、ブラックリストが登録されると原則的に完済するか時効の援用をしない限り、延滞情報が消えることはありません。
しかし、これには例外があります。
それは、債権がジャパントラスト債権回収のような債権回収会社(サービサー)に譲渡された場合です。
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債権が譲渡された場合、CICでは5年、JICCでは1年で譲渡会社のブラックリストが抹消されます。
また、債権を譲り受けた会社が信用情報機関に加盟している貸金業者以外の場合は、あらたに信用情報がブラックになることはありません。
よって、債権が譲渡されると時効の成否や完済したかどうかにかかわらず、5年で信用情報は回復します。
債権譲渡でブラックリストが消えるタイミング
- CIC ➡ 5年
- JICC ➡ 1年
0355792617のジャパントラスト債権回収からショートメールが届いたケース

ショートメールを無視していたら差押予告が届き、自分では対処できないと思い相談しました
| 債権者 | ジャパントラスト債権回収株式会社 |
| 借金の減少額 | 12万円 → 0円 |
| おこなった手続き | 時効援用 |
| 手続き期間 | 1日 |
香川県にお住まいの方から、ジャパントラスト債権回収からショートメール(03-5579-2617)が届いたあとに「預金・給与差押え等予告通知」が届いたとご相談がありました。
ご本人の記憶では、5年以上は支払いをしていないということでした。
これまでに裁判は起こされていないと思うとおっしゃっていました。
給与の差し押さえをされると会社にバレてしまうということで、その前に解決することを希望されていました。
もし、時効にできるのであればと思い、当事務所にご連絡を頂きました。
【解決方法とアドバイス】
<解決方法>
ジャパントラスト債権回収から届いた「預金・給与差押え等予告通知」を確認したところ、以下の事実がわかりました。
債権の表示
- 原債権者 ➡ ライフティ株式会社
- 契約日 ➡ 平成28年
- 債権種別 ➡ 割賦債権
- 支払期間 ➡ 36ヶ月
- 請求総額 ➡ 12万円
- 期限の利益喪失日 ➡ 平成29年
平成28年にライフティ株式会社と3年の分割払いで契約をして、平成29年から滞納していることがわかりました。
最後の支払いから5年以上経過している場合は時効の可能性があります。
滞納が始まった時期は「期限の利益喪失日」で確認できますが、今回は平成29年でした。
ご本人の記憶では滞納してからは一切連絡も返済をしていないということでした。
裁判を起こされているかどうかについては、請求書に「債務名義取得後の・・・」という記載がありました。
差し押さえをするには、その前に裁判を起こして判決などの債務名義を取らなくてはいけません。
請求書には「債務名義取得後の預金口座・給与差押えの申立を検討させていただく」と記載されていたので、現時点では裁判は起こされていないということになります。
そこで、今回は時効の可能性があると判断できたので、当事務所が内容証明郵便を作成して、ジャパントラスト債権回収に時効の通知を送りました。
その後は、ジャパントラスト債権回収からショートメールや請求書も一切届かなくなり、時効を成立させることができました。
これにより、ジャパントラスト債権回収から差し押さえをされる心配もなくなりました。
<アドバイス>
ライフティの支払いを滞納すると債権がジャパントラスト債権回収に譲渡されてショートメールや請求書が届くことがあります。
ただし、債権譲渡は時効期間に影響を与えません。
よって、ライフティからジャパントラスト債権回収への債権譲渡が5年以内におこなわれていても問題ありません。
ジャパントラスト債権回収の請求を無視したり放置していると、本当に裁判を起こしてくる可能性があります。
裁判所から訴状や支払督促が届いた段階であれば、まだ時効の援用ができます。
これに対して、裁判を放置して債務名義が確定した後は時効の援用ができなくなるのでご注意ください。
債務名義が確定すると、いよいよ請求書に記載されている強制執行(差し押さえ)が現実味を帯びてきます。
預貯金口座で一番最初に狙われやすいのはゆうちょ銀行です。
次は、地元の金融機関ですが、ライフティへの返済を口座からの引き落としにしていた場合は、その口座も狙われます。
契約時から勤め先が変わっていない場合は、ジャパントラスト債権回収に仕事先がバレているので、給与の差し押さえをされます。
お給料を差し押さえられると、毎月のお給料から4分の1に相当する金額が継続して取られてしまいます。
動産の差し押さえでは裁判所から派遣された執行官が自宅の中まで入ってきて、お金になりそうな物がないか調べられます。
ジャパントラスト債権回収からの通知書や電話があった時はご相談ください
当事務所はこれまでに1万人を超える方の借金問題を解決しており、ジャパントラスト債権回収への時効実績も豊富です。
ジャパントラスト債権回収から請求が来てどうしてよいかわからない場合はお気軽にご相談ください。
いなげ司法書士・行政書士事務所
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この記事を執筆している司法書士

- 司法書士・行政書士
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千葉司法書士会:登録番号第867号
認定司法書士:法務大臣認定第204047号
千葉県行政書士会:登録番号第02103195号
経歴:平成16年に個人事務所を開業。債務整理や裁判、登記業務を中心に20年以上の実務経験。解決実績は1万人以上。
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