任意売却と競売の違い

4つの相違点

任意売却と競売の違い

金銭面

  • 市場価格と同程度で売却できる
  • 市場価格の7~8割で売却になることが多い

【解説】
任意売却が市場価格と同程度の金額なのに対して、競売では一般的に市場価格の7~8割で落札されることが多いので、それだけ売却後の住宅ローンが残ってしまうことになります。

引越面

  • 引っ越しをする時期を自由に決められ、引っ越し費用を確保できる場合もある
  • 買い手が見つかれば、引っ越し先が決まっていなくても強制退去にさせられる

【解説】
任意売却では売却手続の一環として、引越時期も調整してもらえます。また、売却費用の中から30万円前後の引っ越し費用を確保してもらえる場合もあります。

反面、競売手続では債務者の引越などは一切考慮されず、淡々と裁判所で手続が進むだけなので、お金がなくて引っ越し先が決まっていなくても、買い手が見つかってしまえば、最終的には強制的に退去させられてしまいます。

しかし、場合によっては、早く退去して欲しいなどの理由で落札者が引っ越し費用を出してくれるケースもあるようです。

精神面

  • 周りに知られることなく売却できるので精神的負担が少ない
  • 裁判所やインターネットに物件情報が掲示されたり、不動産業者が訪ねてくることがあるので、ご近所に知られる可能性がある

【解説】
任意売却は外見上一般的な売買と変わらないので、周りは住宅ローンが払えなくなったから家を売っているとは気づきません。また、売主としてきちんと売買手続きに関与して家を手放し、新天地に引っ越すということになるので、家を追い出されるような感覚の競売とは精神的な負担が違います。

反面、競売では自分の家の情報が裁判所やインターネットに掲載され、新聞やチラシに載ることがあります。また、不動産業者が訪問してきて、外観の写真を取ったり、場合によっては近所に家族構成などの聞き込みをすることもあるので、ご近所に知られる可能性があります。

債権者

  • 残った住宅ローンの返済について柔軟に対応してもらえる場合が多い
  • 任意売却よりも印象が悪いので、その後の返済についても対応が厳しい

【解説】
任意売却であればそれまでも仲介業者が債権者と交渉をしてきたので、売却後の残債務についても柔軟に対応してもらえることが多いです。

反面、競売ではそれまで債権者と一切交渉をしていなかったので、いざ売却後の返済について債権者に相談しても、任意売却と比べて印象が悪いので、残債務の交渉もうまくいかないことが多いです。

競売のメリット

競売は任意売却に比べてまったくいいところがないように思えますが、一つ良い点を挙げるとすれば、競売の方が長く家に居られるということでしょう。

競売手続の標準期間は6~7ヵ月程度で、最終的な立ち退きまでは競売手続が正式に始まってから10ヵ月前後かかります。

そのため、この期間を利用してなるべくお金を貯めて、新生活の準備をしたいという方も中にはいると思いますが、そういうお考えの方であっても、競売のデメリットを知った上で、任意売却もしくは競売のどちらにするのか選択してもらいたいと思います。

任意売却と競売の違い一覧表

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