過払い請求の対応(CFJ)
取引履歴が開示されるまでの期間
開示請求から1ヵ月前後。
和解可能な金額
訴訟をしないと過払い元金の5割前後。
訴訟をすれば、おおむね最終取引日までの過払い利息を含めた過払い金全額の回収が可能ですが、案件によっては和解できずに判決になる場合があります。
過払い元金が司法書士の訴訟代理権の上限である140万円を超えた場合は、地方裁判所での本人訴訟となります。
本人訴訟の場合、過払い元金全額~元金の9割程度であれば和解できることが多いですが、過払い利息まで含めた金額の回収を目指すのであれば、判決を取ることも視野に入れる必要があります。
過払い金が返還されるまでの期間
手続開始から4ヵ月~半年前後。
※ 財務状況の悪化で、今後は遅れる可能性があります。
当事務所の回収基準
原則的に訴訟をした上で、返還日までの過払い利息を含めた過払い金全額の回収を目指しますが、最近は過払い利息まで回収しようとすると早期に和解できない場合も多いです。
よって、依頼者の意向や費用対効果を考え、過払い元金+αで和解することもあります。
注意点
CFJも財務状況の悪化で、今後は予断を許さない状況です。
そのため、時間をかけてでも過払い利息を含めた全額の回収を目指すのか、早期に過払い元金+α程度で和解した方がよいのか判断が悩ましいところです。