過払い請求の対応
過払い金返還請求をするには、まず、相手業者から取引履歴を取り寄せて、引き直し計算をする必要があります。 引き直し計算の結果、過払い金が発生していれば、相手業者に対して返還請求をすることになります。
過払い金返還請求の方法としては、主に以下の3つが挙げられます。
1. | 電話で交渉 |
2. | 内容証明郵便などの書面で請求 |
3. | 裁判を起こす |
過払い金請求がおこなわれるようになった平成18年から数年間はFAXや電話で交渉をすれば、過払い元金の全額~8割程度であれば和解に応じる業者が多かったです。
しかし、近年では過払い元金の半分程度でないと和解に応じない業者がほとんどなので、過払い元金全額やそれ以上(過払い利息を含めた満額)を回収するには裁判(過払い金返還請求訴訟)を起こす必要があります。
しかし、裁判を起こしたからといって、すぐに満額の返金に応じてくれるというわけではなく、過払い利息(実務上は「悪意の受益者」といいます)については、争ってくる業者がほとんどです。そのため、実際に過払い金を回収できるまでの期間は、業者によってかなり異なるのが実情です。
そこで、当サイトで各社の過払い請求の対応を掲載することにしましたので、皆様の参考になれば幸いです。ただし、直近の各業者の対応を保証するものではありません。
なお、過払い請求に対する業者の対応は、司法書士等の専門家に依頼をしないでご本人でおこなう場合と、専門家がおこなう場合とでかなり異なります。
また、同じ専門家でも事務所によって対応を変える業者もありますし、業者の対応は一日で変わることもありますので、同じ業者であっても必ずしも掲載内容と一致するというわけではありませんのでご了承下さい。
過払い請求、各社の対応
- アイフル
- アコム
- アプラス
- アペンタクル(旧ワイド)
- イオン
- SFコーポレーション(旧三和ファイナンス)
- エイワ
- エポスカード(旧丸井)
- NISグループ(旧ニッシン)
- オリコ
- クレディセゾン
- ワイジェイカード(旧KCカード、楽天KC、国内信販)
- JCB(ジェーシービー)
- 新生フィナンシャル(レイク)
- シンキ(新生パーソナルローン)
- CFJ(旧ディック、旧アイク、旧ユニマット)
- セゾンファンデックス
- セディナ(旧OMC、旧セントラルファイナンス、旧クオーク)
- ゼロファースト
- ニコス(三菱UFJニコス)
- ニッセンジーイークレジット
- ネオラインキャピタル(旧ロイヤル信販、旧ライブドアクレジット)
- SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス、旧三洋信販)
- ライフカード
- 日本保証(旧ステーションファイナンス、旧プリーバ)